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プログラミングとか日常とかの覚書っぽいなにか
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本当は今回の記事の内容は、Evernote(非公開)で日記として書いてたことなんですが、参加した皆さんもブログに書いてたりするようなので、私もここに書き写しちゃいましょう。

2012年7月21日(土)に東京は新宿にあるニフティのセミナールームで『SCMBootCamp in Tokyo 3』が開催されたので、それに参加してきました。

SCMBootCamp in Tokyo 3 #scmbc
http://kokucheese.com/event/index/42642/


そもそも、この手の勉強会に参加するのは初めてだったので結構緊張していたのですが…。

あれ?向こう側のテーブルにみすとさんそっくりな人が見えるよ?そんなところで何やってるん?というかニフティのスタッフさんとか言われてるよ?
会場がニフティとか言う時点で、なんとなく予感めいたものはあったのですが、でもその反面、まさかそんなはずはないよねー、などとも思っていたのですが、正真正銘のみすとさんだったのでした。


閑話休題。

今回はGit、Mercurial、Bazaarの3種類から1つを選んでのハンズオン演習を行うということで、私は「Bazaar」を選択していました。もともと、最近少しDVCSを勉強し始めていて、Gitはその過程で少し触ってた、Mercurialは触ったことはないけど聞いたことはある、「Bazaar?何それ聞いたことない。よしこれにしよう」というノリでBazaarに決定した次第です。

それにしても、Bazaarは、人気がないのかはわかりませんが、もともと2グループの予定だったにもかかわらず、人数が少なかったために(当日キャンセルも出たのかな?)、1グループにまとめられてしまいました。
でも講師担当の方が1グループに2人つくことになってお得感倍増でした。

午前中の最初は『入門Mercurial』の著者でもある藤原さん(@flyingfoozy さん)による基調講演で、「世代差で見る履歴管理ツール入門」。

資料「世代差で見る履歴管理ツール入門」
http://www.lares.dti.ne.jp/~foozy/fujiguruma/scm/scmbc-201207/speech.html

興味深かったのは、Git, Mercurial, Bazaarでは「ブランチ」についての考え方?が違っているらしく、まったく同じ「ブランチ」という言葉を使っているのに全然話が通じないという『バベルの塔(改)』状態になることもあるのだそう。SCMBCのスタッフ会議でも紛糾するらしいです。
『パターンによるソフトウェア構成管理』とかいう本も勧められました。機会があったらちょっと読んでみましょうかね。

その後、各グループごとにツール(Git、Mercurial、Bazaar)の環境設定を確認して午前の部は終了。

お昼ご飯はお弁当が準備されてました。何種類か準備されてて早い者勝ち。私は炊き込みご飯のお弁当。

午後は3回ほどの時間帯に分けてハンズオン演習でした。演習内容は、各チームの使うツール(私のところならBazaar)のチートシートを、チームメンバーで共同して作成していくというもの。

私のチームでは、Markdownと呼ばれるマークアップ形式(?)のテキストでチームメンバーが共同で原稿を作成していき、講師役の稲田さん(@methane さん)がそれをHTMLに変換、といった感じ。
三段組になっているのは、Twitter BootstrapというTwitter謹製のCSSフレームワークを使っていてお手軽にできるらしい。

Bazaarスタートアップガイド (http://standing-shoebill.appspot.com/bzr-startup-guide/solo.html) を参考にして次々と試していきました。基本的な作業は以下の通り。
  1. リポジトリURLからチェックアウト (bzr checkout [URL] [checkout格納場所])
  2. 自身の作業用ブランチ作成 (bzr branch [checkout格納場所] [branch格納場所])
  3. ブランチの作業ファイル編集
  4. ブランチ側をコミット
  5. チェックアウト側を更新して他の人の変更を取得 (bzr update)
  6. チェックアウト側からブランチをマージ (bzr merge [branch格納場所])
    (場合によってはここで衝突が発生するので解消する)
  7. チェックアウト側をコミット
    (タイミングによってはここでまた衝突することも…その場合は再度update)

このような演習はあまり経験がなく、非常におもしろかったです。
あまりに大人数で短い間隔でコミットしていくものだから衝突が何度も発生して、一度もコミットできなかった―という人も一部にいたりとか。私達のグループの発表はエイジさん(@aeg さん)がしてくれました。

作成したBazaarチートシートのデータ(出来上がったのが out.html)
http://scmbc.pythonbite.org/bzr-cheatsheet/

最後に各チームの振り返り、講師陣への質問&回答と、参加者全員でKPTの記載。
KPTって実は初めて聞いた言葉で、何かしらと思ったのですが、
  • K:Keep(継続)
  • P:Problem(問題点)
  • T:Try(挑戦)
ってことらしい。これらを1人1人付箋に書いてホワイトボードに貼り出し。
私は、KはDVCSの勉強を続けていくこと、Tには会社でDVCSの導入に努めることを記載。
Pにはネタ的に、被り物やカチューシャを準備できなかったのが残念、と記載しておきました。

本編終了後は、懇親会。これも同じ場所で、お酒やドリンクとともに、たくさんのオードブルやピザなど出てきたので、おなか一杯食べてきました。

ここでは、LTもいくつかありました。
その中でも、主催者のきょんさん(@kyon_mm さん)により、「(自称)次世代VCS」として「Veracity」というものが紹介されていました。一般的なDVCSの機能だけでなくて、バグトラッキングとかビルドトラッキングとかも併せて、しかもすべてブラウザ上で実現可能というシロモノ。コマンドも「vv」の2文字(「w」じゃないよ「v」が2つだよ)。
本当はきょんさんは「MercurialでFizzBazz」等という「なごやこわい」を体現する発表も考えていたようですが、今回の参加者にはこちらの方が良さそうということでVeracityのLTを選択をしたそうです。

懇親会ではbitbucketのTシャツが抽選により当たりました。Lサイズの。ありがとうございました。


今回のSCMBCに参加して感じたことですが、Bazaarは確かにGitとは違った「あ、なんかこれいいかも」と思えるところがあって、すきに慣れそうです。というか、Gitはコマンドが複雑で覚えるのが大変そうですし…。
でも、今度はMercurialを触ったことがない状態になってしまったので、少しもMercurial触ってみようと考えています。


ちなみに当日の座席表はこんなんでした。
https://docs.google.com/drawings/d/1v84phRKbrtHtobEST6LWq5LisSTdUFAYlwSAa55-j5g/edit?pli=1


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